詩人:統
僕が今ここに存在するのは
あなたがいたからです
僕がここにいてもいいと思えたのは
アナタがいたからですです
僕が一歩踏み出せたのは
貴方がいたからです
僕が生き続けたいと思えたのは
貴女がいたからです
もし今まで自分一人しかいなければ
ここにはいなかった
あなたと一緒でも
ここにいていいと思えなかったでしょう
あなたとアナタと一緒でも
もう一歩が踏み出せませんでした
あなたとアナタと貴方と一緒でも
今生きていないかもしれません
本当は気付いていないようで気付いているんです
誰一人欠けても
自分はここにはいなかったこと
自分が今まで決めてきたように思ってきたけど
沢山のみんなの後押ししてくれたこと
こんなにも気持よく駆けてこれたのは
あなたがアナタが貴方が貴女が背中を押してくれたから
きっと今度は僕の番だよね
背中を見せてごらん
背中をポンって押してあげるから
あなたが一歩を踏み出せるように
私たちがいるよって
大きな手形を背中に残して