詩人:雪 刀寿
朝日がやってくる
雨をなだめながら
今日の始まり歌いつつ
スイッチョン・・鳥の仲間を引き連れて ぶっ飛ばしてくる
きれいな涙がにじみ出る 泉が沸いて、
出来た恋とリングで繋いで、輪をかけ 七色の橋渡しを 空向こうまでするのよ
陽射しの散歩に混ざろう
愛を広げるレッスンを受けながら
夕日が帰ってった
恋を作るところへ
また明日 ときめきを見せようと リボンかけてる小部屋だ
まぶしい喜びがしみ出る絹で 編んだ衣を身にまとい、
優しい風に撫でられながら、
あまずっぱいくちづけを交わす相手を見繕うのさ
星が落ちてゆく
地球が休む 夜の深くへ