詩人:黒夢
急に、生きるのが怖くなる。
突然、泣きたくなる。
いつもいつも、自己嫌悪に陥ってる。
自分的には、上手くやっているつもり。
周りから見れば、ただの空回り。
人の悪意を受け流せるほど、大人じゃない。
急に、歌いたくなる。
突然、叫びたくなる。
夢も何も無い人生、どうしたもんか。
楽しいって何。
面白いって何。
箱庭の様なあの部屋が、妙に息苦しい。
何て白々しい言葉。
何て嘘くさい笑顔。
隠しているつもりで、全然隠せていない。
誰でもいいから、言ってほしい。
「疲れたから、この命、休ませてもいいですか?」
甘ったれるな、とでも。
好きにしろ、とでも。
いいよ、とでも。
「時間をください。
命を休ませる時間を。」