詩人:どるとる
さよならの言葉は…
僕らは仲が良すぎるくらいいつでも二人だったね
それでもやっぱり僕らを阻む壁は乗り越えられなかった
年齢という壁 飛び越せず キミは泣き顔
涙が止まらない
さよならのベルが鳴り出したら
二人を引き裂くようにアナウンスが鳴る
悲しい言葉のはずなのに
また会えるよね
そんな確証もない言葉は二人の忘れられない言葉になる
明日と今日をつなぐ呪文に変わるよ
手を離した
その瞬間
世界が黒ずんだ
まだ好き
今も好き
それなのにキミはあの頃よりずいぶん遠くなった。
2010/06/13 (Sun)