詩人:璃星
淋しがりやのキミがいて
何かを持て余したわたしがいた
そこに綺麗なものが
ほんの少しでもあったのかといわれれば
そんなもの
何処にもなかったような気がするけど
淋しがりやのキミがいて
何かを持て余したわたしがいた
お互いにどうしようもないものがあった
抱き締めあえば埋められるような
そんな些細なものだったけど
キミの
大切なものじゃなくても良かった
癒せる何かなら良かった
導けなくても
未来なんてなくても
こんな冷たい夜に
こんな真夜中に
繋がる唯一でいたかった
2007/01/09 (Tue)