詩人:甘味亭 真朱麻呂
罪悪感(つみ)に溺れ
苦しむがいいさ
いずれ何処かで
人はその罪の意識に悔やむのだから
ただ今は幸せそうに微笑むがいいさ
どうして
人は人を憎むの?
どうして
人は人を羨むの?
どうしてどうして…?
問題は尽きずただ増えつづけるだけ
此処からすべて
始まり終わるんだ
此処にはどんな
悲しみがあるんだ
雨と君と突然に降りそして止む天気雨
君は今何をしているの
錆びた鉄棒アスファルトにはじける雨音
夢か愛かどちらを信じればいいのか
君は今何を求めてるの
木漏れ日の並木道学校通り自転車で行く
この雨が止んだら
君を迎えに行こう
夢から覚めたなら。