詩人:藍
昔みたいに、弱い所みせへん!
そんな話きかせたらまたキレだすやん?
こわかったなんか言わへん!
心の中にナイナイしとこッッ!
あん時みたいな夜に、一番に電話かけへんかったんは?
やっぱ言いたくないやん。
聞かん方がええやろ?
孤独で、恐くて、泣き虫なって、あいたくなった。
怒ってほしかった。
心配してほしかった。
でも電話かけへんかったんやん。
なんでやろな。
素直ぢゃなぃから。
弱音吐いたら負けやから。
おまえみたいに心広くなられへんねん。
最後の弱音きいてくれへん?
もォォあんないやや!
力ずくはずるいよな。
こわかった。
最初に浮かんできたんはあんたやってん。
助けてほしかったな。
スーパーマンみたぃに。
そんだけ。ありがとォォ。
それでな?
おまえが病んでる時もっと元気づけたかった。
もっと笑わせたかった。
これでええんか?って言われても。
おまえはどないやねん!
なにゆってほしかったん?
わからへんから。
あんな言葉しかでてこやんし!
ごめんな。
わかってあげられへん。
でもおまえんことは応援してるねんやん。
素直にうれしかったで。
ちょっと切ないけど。
涙なんかながさんで!
これからは、彼女にいっぱい愛もらってや?
もォォ元気づけたり、笑わせたりするんは私ぢゃないねんから。
おまえのあかんとこ。ゆわんから。
嫌になる程きかせたつもりやし。
思い出しながら大切にしてあげなっ!
ほんまアホやけど。
これが精一杯やわ。
なよなよすんなよ!
自身満々のあなたでいてね。
心ん中で背中おしてるから。
おまえはアホやわ。
でもそんなあなたがステキやわ。
これが精一杯やから。