詩人:日月子
強い風目に映るのは岬海原に白い波がしらあ、秋桜白いサンダルと飛んでった私の帽子追いかけたアナタそれとは違う海違う季節違う運命天高く水彩画のぼやけ雲と冬の色少し溶かし込んで色づき始めた樹々にも私の小さなてのひらにも掴き合わせた上着にも秋は平等に長すぎる影を落とす