詩人:キノコマン
階段の上三段手前で立ち止まる踊り場を見て思う三段手前は小学生、目線が小学生いろんなことがあったよな二階に行くのに足音たてずに上がったりしたっけ二段手前は中学生遅刻するかも、遅刻するかも、ぎりぎりまで寝て学校までマラソンだ一段手前は高校生ネクタイだ制服にネクタイだ、急いで着替えて、階段をかけおりる電車に乗るから定期は忘れずに一番上は現実の僕プチタイムスリップは終わりだよあまりやらないよ、階段は登っていくものだから