詩人:ゆうき
春…
君と出会い…
君に恋をした春空の下…
いつからか君の姿を目で追う僕がいた…
夏…
君の手をとり…
君と歩いた夏の夜…
始めて君の温もりを肌で感じ君の尊さを知った…
秋…
君の瞳を見つめ…
君と肩を寄せ合ったベンチ…ただたわいない会話で笑顔を見せる君に僕は幸せを感じた…
冬…
君の冷たい体を手に抱き…君と見る満天の星空…
心から君の大切を覚えた…
けれど…
いつからか僕らも季節のよいに変わってしまったんだ…
僕の思いを残して…
僕は待つことしかできなかった…
ずっとずっと…
来るはずのない君を…