詩人:beet
責任逃れて いいとこ取り
人にすがりついて 甘えてばかり
自力で何ひとつ行わず
いじられる事が唯一の取り柄
現実から逃避する事ばかり考え
意地もプライドもない
小さな自分を守る事と
欲望の為だけに生きている
こんな生き方嬉しいのか
誰が喜ぶんだ
それで満足なのか
やり場所のない苛立ちが
毎晩俺を責めたてる
人間なんてちっぽけなんだなって
凄く考えさせられる
こんな大人になる為に
自分は生きているんじゃないって…
どんなに階級が上がったって
どんなに給料もらったって
自分の足元見えなくなりたくない
所詮は小さな枠の中だけの話だもの
違う建物の中に入ったら
単なる一人の人間でしかない
自分が見ている世界は
小さな箱の中の僅かな動きだけ
人独りが体験できる世界など
人生という鍵られた時間は
余りにも短い
一体最後は何処に辿り着くんだろ