詩人:すみよ
会社に電話していいって
あなたが言ったんじゃん
ほらあなたの筆跡の番号
呼び出して何の用なのさ
用はないよ声聞きたくて
そんな事で私達別れたの
会いたくて声聞きたくて
触れたくて側に居たくて
そんな幼い希望があった
あなたはもう返事くれず
居留守まで使う様になり
ため息ついて私の誕生日
とうとう会ってくれない
友達が大きなムーミンを
泣きはらした私にくれた
縫いぐるみを抱きしめた
ゴメンネありがと嬉しい
奴は馬鹿だねって言って
慰めてくれた優しい仲間
今では親友の旦那様です
大好きなあの人が幸せか
今も気になって仕方ない
今も初めての恋心だけは
置き去りのままなんです