詩人:緋雨
春は咲いて夏は燃えて秋は舞って冬は隠して花は散って鳥は死んで風は凪いで月は満ちて夜は爆ぜて雪は包んで唄は裂けて日は堕ちて神は嗤って私は這って疵を孕んで涙が伝ったあなたは何一つ変わらないけれどどんな些細な変化も見逃してはいけないさもなくば、その瞬間が永遠の別れとなる