詩人:umi
夜勤をしていると真っ暗な診察室から音がするあぁ今日も誰かが診察に来て居るのだろう2年前に死んだナースが死んだ事も理解出来ずに働いているのだろうか姿形はみえないけれど夜の外来には痛みや苦しみを抱えた患者が死んでなお受診しているようだ永遠にその場面を繰り返すのだろうか機械棚の戸が開いた音がした私は静かに自分の仕事を遂行する2年前に死んだナースも静かに仕事を遂行しているのだろう…空が明るくなりかけた頃診察室に静寂が漂う…