詩人:kana.
溢れた涙
吸い込まれてゆく
母なる大地に潤いを
声が枯れゆく
風が吹き抜けた
美しい唄が聴こえる
時間を止めることは出来なくて
まばたきする度に
“今”が過ぎてゆく
遥か 遥か
遠い世界から
君の叫ぶ声がキコエタンダ
ずっと ずっと
求めていたんだね
“愛”という温かき心を…
壊れゆく絆
流されてゆく
清き泉のほとりへ
失われゆく
大切なモノ
音をたてて崩れゆく
目の前を過ぎる四季を見つめ
無力すぎる己の手を
握りしめた
遥か 遥か
遠い未来まで
僕の叫ぶ声がキコエルトイイナ
ずっと ずっと
探していたんだ
“夢”という輝く道を…