詩人:杞柳
きらきらと光る星は今日も嘆く藍色の夜空を切り抜く様に白く咲いた華あなたは未だ救われぬまま其処で一人誇ったままあなたは未だ求めぬまま此処で一人見つめたまま南の海を掠めた風は優しく身体を撫でたあなたは未だ報われぬまま其処で一人穢れぬままあなたは未だ願ったまま此処で一人祈ったままきらきらと光る星は今日も嘆く