詩人:快感じゃがー
どうしようもないね。
好き過ぎる今日を
隙間なく塞いでほしいのに
あなたはやさしいね
足音を待つばかり
待つ夢ばかり
あぁ...!
きっとそう。
出会った瞬間から
何かは始まっていたの
ふたりの知らない場所で
赤いボタン
弾け飛んで笑う
夜空を指差し
新しい星を
教えてくれたあなた
零した涙の
透き通るその先に
本当は、見えてたよ
愛し合う色が!
広がる世界に
あなたと、わたし
それだけで
たぶん幸福に成る
酔い尽くしたはずの
様々な恋
あの日
ちいさな心は
恥じらいを忘れた
どうしようもないの
好き過ぎる
今日も
鈍い背中
この目で追うから
いつか気づいて
はやく気づいて!
足音を待ちつづけるわたし
どうしようもないのよ
好き過ぎた今日は
早くも、気持ちが雲の上
あなたはやさしすぎるから
足音もないままで
ねぇ
静かに扉を閉めるのかな
P.S
どうしようもないね
どうしようも、ない。
だけど
あなたはやさしすぎるから...
やっぱり残酷だわ。