詩人:甘味亭 真朱麻呂
朝目覚めたなら
ほら窓の外見てごらん
きっとステキな景色が見れるから
鳥達のさえずりさえ今はきこえない
静かな場所ここは君のみるまだ夢の中
『慌てないで』と誰もが口をそろえて
僕に君にも言うのだけど大きなお世話
花に水にあげようね
このままもしも
目覚めないとしても
当たり前のように
時間は進むから
夏が過ぎれば秋になり
雪が降る寒い冬がくる
凍り付いた夢の王国
目覚めよう 今
こんな夢抜け出して
どんなに楽しくても
惑わされないで
君はそんなことよりもっと大事な今を抱えてる そうだろ?
朝目覚めたなら
ほら背伸びしながらあくびして
寝ぐせブラシで梳いて
ハムエッグとトースト
コーヒーはバッチblackでいつものように
行くべき場所へ
駆けだしていけば
はれやしない悲しみもいつかは消える
見かけ倒しの夢の王国
いつか僕は憧れてた
そんな些細なstory。