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詩人:甘味亭 真朱麻呂
『私好みの終わり方じゃないわね』
ばつの悪そうな顔してますね
相変わらず今夜も仲がお悪いこと
うたかたの中へと
入り込みたい気分
さもすれば愛ゆえ
FLYIN・BLUESEA
魚になって青くきれいな海へとびこむ
FLYIN・BLUESKY
鳥になって青く澄みきった空へとぶ
星と月の秘密の会話
盗み聞きして
月と太陽が交わる時
僕は君に渡す
一生懸命
考えて書いた
愛のlove letter
君に贈ろう
僕の気持ち
心ばかりの思い
FLYIN・BLUESEA
魚になって青く広がった海へとびこむ
FLYIN・BLUESKY
鳥になってさぁ自由自在に空へとぶ
思えば死ぬほど
頑張った事なんてなかったね
だからだめだったのもわかる気がする
どんないいわけも
せつないため息も
夜風が全部さらう
現実という絶対の前では何もかもが無力になる
気にしてないフリつよがりさえむなしくなるね
星と月も眠たいのか
かわりばんこに
浮かんで沈んでゆく
悲しかったきょうも
何度も何度も
書き直した
愛のlove song
君にうたおう
慰めてくれ
その代わりに
FLYIN・BLUESEA
魚になって青くきれいな海へとびこむ
FLYIN・BLUESKY
鳥になって青く広がった空へとぶ
悲しみのあとの静かなこと…静かなこと
空はこんなにも青いのに…青いのに
僕だけがさびしいような錯覚に沈む
背負い込むたびに心がちょっと軋む
君好みの私とはいったい?
僕好みの世界とは一体?
ちっともわかんないから気づくと逃げ道を走る…走る
その途中こぼれる涙は自分しかわからない痛み…痛み
あれはいつかの
夕暮れ時
あれはいつかな
遥か過去(むかし)。