詩人:どるとる
日陰に逃げて夏の暑さを避ける陽射しの乱れ撃ち乱反射時々 眩暈がする夏の日の古本屋棚には古い漫画の本が順番もバラバラでずらりと並んで僕は適当に漫画を読む さあ 道の彼方逃げ水光って 陽炎ゆらゆら 青い空に憧れてどこにでもあるような古いよな新しいよなその最初の一筆をおろす 夏物語うちわであおぎ僕は夏を呼ぶ太陽をサングラス越しに睨む僕は夏の人。