詩人:甘味亭 真朱麻呂
さみしい気持ちは
ため込まずに吐き出せば良いのさ
悲しい気持ちだって気づいた時には忘れているよね
潔くさよならするのさ
泥だらけの青春を抱きしめたなら
手振りさよならしよう
ある秋の夕暮れ時
1日(ゆめ)も終わる
君は回れ右で帰る
夜の片隅で
うたをうたう
僕はいつも
うたをうたう
可愛い顔をしてずい分醜いこと言うね
そんなときこそうたうのさ
世界を奮わす前に僕の胸を奮わす
愛すべきうた
その名は夜のうた
誰かを憎む
なんて下らないこと
それよりも
僕とうたうたおう
下手くそだけど
僕と夜のうたうたおう。