詩人:サトリ
目が合うだけで
声が聞けるだけで
こんなにも幸せなのに
何故僕は気付けないんだろう。
君に触れる事で
君を感じる事で
こんなにも幸せなのに
何故僕は気付けないんだろう。
君が好きで
側にいたくて
笑ってたくて。
なのに君を遠ざけて
悲しませてしまう。
君を僕だけのポケットに
そっとしまっておきたいと願ってしまうんだ。
君を理解しないまま
君の気持ちを悟らないまま
知らぬ間に君を
僕の手で縛って
自由を奪ってしまっていたんだ。
馬鹿な僕は鈍感で
わがままで
寂しがり屋で。。
君を求め過ぎていた。
素直にごめんが言えなくて
君に気を使わせて
また君を悲しませてしまう。。
僕はただ
僕が君を好きで
君が僕を好きで
ただそれでいられればいいはずなのに。
なんで僕は
こんなにも馬鹿なんだ。。