詩人:甘味亭 真朱麻呂
繰り返す仕方もなく
身をあずける日々
同じ事を何度も何度でも繰り返す
仕方もなく
とりあえずは夢を持ち
人並みには暮らしてる
これを幸せというのかは
それはわからないけど
この長い夢の終わりは
すがすがしい風の中
偶然をひっつかまえて
キセキの海へ飛びこめ
イチョウ並木
紅に黄色に染めあげて
僕は自転車で
爽快に走り抜けていく
大人になっても
過去(むかし)から住んでるんだよって
自慢したいくらい
この街は素敵なところなのさ
どんなに
退屈だったって
憂うつだったって
雨の日もいつも
幸せはまた廻る
誰かの微笑みを
乗せたメロディ
奏でようやさしさに溢れたlove song
この長い夢のその先は
あの日描いた光の中
不安も逆手に取ってさ
『満足できる未来がすぐそこに見える』
キセキの海に飛びこめ
これからも
ずっと
物語は続いていく
新しい季節のページめくるたび
冒険は終わらない
自分を信じて
この愛
お互いを信じて
歩いてきましょう
楽天的な気持ち
持ち続けて
きっとその夢は叶うでしょう
そう信じるんだ
きっと僕らに来る明日は明るくなる
そう思うのさ
キセキはいくらでも起きるだろう
偶然のもとに君と巡り会わせたように
キセキは何気ないところにあるのだろう
キセキの海に飛びこめ。