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詩人:Ray
あたしにとって
一番の敵は、時間。
あなたと居られる時間、幸せな時間だけど
過ぎ去るのが
一番怖い時間。
時計を見るのが嫌で
あと何時間一緒に居られるのか、
無意識に計算して
あなたと会えるのを
何日も前から
楽しみに待ってたあたしだから
「会える今日」が
「次会える日まで一番遠い日」だって
意識することのが
大きくて
一緒に居られる今も
心から喜べないの。
今日また手を振ったら
また「次」を待つ日が
長く続くから
今日会えた瞬間の嬉しさより
今日バイバイする瞬間の寂しさのほうが
はるかに大きくて
あなたともっとずっと
一緒に居たいって思う
「好き」の気持ちが
あたしを
よりいっそう
苦しめる。
待ってた時間は
過ぎ去るのが遅くて
果てしなく長かったのに
それに比べて
一緒に居られる時間は
こんなにも
早く 短い。
「時間が止まってしまえばいいのに」
って 今まで
何度願ったんだろう。
このもどかしさ
感じてるのは
あたしだけなのかな・・・。
時間に勝つこと
神様にだってできない
って、
わかってるから
仕方ないけど
この
行き場のない
悔しさと切なさを
どうか
あなたもわかって。
そうして また
会いにきてね。
何よりも大切な
二人の時間。
これからも
ずっと一緒だよね。