詩人:哀華
子守歌黒兎の耳元で安らかな場所誘うは桜へ縄梯子言っただろう私の信じた彼もまた他人と同じだと消えてしまえ消えてしまえこの体が苦痛の種だ壊してしまえ壊してしまえもう夢は見ないのさ裏切り兎穴の真っ黒の奥無関心兎月の寂しいの形居なくなったら居なくなる死んだら死んでやる一生背負って私を忘れないで子守歌黒兎の耳元でそよ風、夜色あの人が居なくなった夜