詩人:快感じゃがー
すっかり
大人になった日を
輪廻の渦に流す
よろめいて
ようやく
愛と知った朝
今更
肩まで伸びた髪
...もう、遅いけど。
ちゃんと
好きだったよ
ちゃんと
想ってたよ
届かない声が
ひらひら
私の空、汚してる
焦げ付いた臭いが
焼き尽くす
炎が
初めて
現実の目を
開かせたんだ
もう一度
連れてって
"夢の中で、逢えたなら"
言いそびれた罪を
ふたりで
分け合って
泣けるのに。
あなただけを
責める
雨の音
まやかしだと
言っては、くれまいか
私だけを
攻める
雨の音
我が儘に
泣きたいよ
本当は。
...君みたいに