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詩人:どるとる
ありがとう
ごめんね
さようなら
言葉はいろいろあるけど僕が今君に伝えたいのは
愛してるだよ
恥ずかしがることなんて何ひとつないのに
なんだかね 言い出せずにこんな気持ち抱いたときから いくつも季節が流れた
君の心はまるでたんぽぽの綿毛のように
僕の心に恋心という種を植え付けた
知らないあいだに
君は僕をとりこにした
もう捨てられない
引き返せない
君は恋人じゃなくても僕の大切な人さ
いつまでも 永久に
あの日 君がとばした綿毛が 僕の心の中に初恋という花を咲かせたんだ 今も枯れずに 元気に 咲いてるよ
たんぽぽのような恋だから どこかあたたかい雰囲気さ
暑い夏に遠い春を呼ぶように記憶が返り咲くような思い出の中の淡い恋
黄色く 黄色く
僕の中に 咲くたんぽぽよ
揺れながら
揺れながら
ここにある記憶
目覚めるように
はたと気づく痛み。