詩人:旅人モドキ(左利き)
ピエロがまん丸な玉を口から出したよそしたら舞台がまっ暗になっちゃったぼんやり考えてたら芝居は終わってたシャボン玉をおれは吹き出してみたよだけどシャボンはとってもまずかったやっぱり甘い風船ガムをふくらましたガムだってめいっぱい大きくなったよなんだか舞台に立ってるつもりだっただから夢中になって風船を吹き出したチャイムが鳴ったのも忘れちゃったよみんなが下校したと暗くなって知ったおれは舌をぺろっと突き出しおどけた