詩人:サトリ
ずっと想いは一つだって
ずっと変わることはないって
そんな事を口ずさんでいた僕ら
でもやっぱり世界は周り続けてるみたいで
いつのまにか今日まで僕らはその輪廻に呑み込まれてた。
あの頃の
あの時の
二人の真っ直ぐな気持ちは
時の渦に消えつつあった。
先の事など気にせず
ただ目の前の今を
君と共に過ごした日々
ああ
あの頃がいとおしいよ。
もう 戻れないの?
もう あの頃の二人ではいられないの?
ずっとずっと君を想っていたいけど
僕の強い想いも
不安と
疑心と
孤独で埋もれてしまいそうだよ。
君の哀しげな顔が
僕の想いを無理矢理に引き裂いてしまいそうだよ。
ねぇ君は
いつまでも僕と
僕だけといたいと
今
心から言ってくれますか?