詩人:どるとる
思い出の列車の自動ドアが静かに開く僕は誰もが乗り込む列車をひとつ遅れて誰も乗らない最終列車に乗り込む 記憶の列車が走り出せば きっとまた思い出はまわるよ万華鏡 キラキラと光り輝くように記憶の列車は誰もが乗り込む 窓をあけて 夜風が吹き込んで ドアが開いて 月明かりがさしこむ夜。