詩人:どるとる
大切なものがひとつ僕の生活から跡形もなくなくなってしまったよ
それに比べればほかのものなんてがらくたも同じだ
いつからか当たり前に聞こえていたはずの
この世界でいちばん大切な人の声が聞こえなくなったのはいつからだったっけ?
僕は君に何をした?
君は僕の何を嫌った?
僕は君の何に気づいた?
何にも気づけなかった
大切なもの さがしてももう多分見つからない
たったひとつの純粋な心に永遠に消えない傷跡をつけてしまった僕には見つけられない
愛という名のさがしもの
永遠に見つからない
君という名のさがしもの
今ならなんとでも言えるのに今じゃ遅すぎるね
でも、僕なりに過去を 悔やんでいるんだ
君はとても優しかったから。