詩人:甘味亭 真朱麻呂
歩き疲れて今にも倒れてしまいそうな心
それでも僕は涙を拭い歩き続ける長い道
悲しみ喜び感じるそのたび涙が溢れ出す
絶え間なく僕の中に降り注がれる様々な愛の形
振り返る君の泣きそうな顔
雨が曇らせてしまうその前に
笑顔をみせてくれたら
僕はもっと強い男になれるのにな…
思い出はいつだって嬉しいことばかりを思い出せはしないんだ
悲しみ喜びそのすべてをあわせて初めて思い出というのだから
ためらいもなく傷つけあう僕らに
わかりそうでわからない真実(こたえ)
教えてほしいこの命が尽きてしまう前に
繰り返すさよならに終わりはないのさ
出逢いそして別れてく
誰もが今日にさよならするんだろうな
留まれなどできないさ
振り返る君の泣きそうな顔
雨が曇らせてしまうその前に
笑顔をみせてくれたら
僕はもっと強い男になれるのにな…
やさしげな月明かりの真下を僕は泣きながら歩いてゆこう
せめて今だけ今だけは泣かずにはさあ
いられないからふるえた声でつぶやく
グッドバイガール
僕が愛した
グッドバイガール
手を振らずにさよならさせて
こうして声にするだけでも悲しいから
グッドバイガール。