詩人:快感じゃがー
嘘で引き寄せた
甘い蜜と罠
弱音、咲かせた夜
ずうっと
見つめあっていた
息潜め...
闇にまだ、隠れてたいよ
光が明日を
ここに
連れてくるのなら
安売りもいいところ。
それでも今は
ただ、若さに甘えて
溺れた様相
なにもない日が
少し怖いと
思う自分が、こわいだけ
『もう戻れない。』
胎内、倦怠
騒がしく
格好つけさせておくれよ
虚飾の首飾り
切ない朝に蓋をして
心、窒息
選ぶ。
翼の折れた黒い鳥
同じ顔して
流された現代
同じ顔して
また、
流される未来...。
世界に出て
こんなに
孤独が痛いと知ったの
私の酸素は
とても
不味いものだった