詩人:EASY
最悪と最高の違いを語れる人類は
類いまれている
ため息と深呼吸は
風船を膨らませる時
同じ空気を出すからだ
五次元の数学は
地球で言う所の
小学校の低学年の
道徳とよく似ていて
それは大人が最も苦手なものであると同時に
ピーマンが苦手な子供の周波数を帯びている
自由がどんなものであるのかを
僕たちは知らない
不自由であることさえも自由であるなら
星はどんなに輝き、風はどんなにも気持ちがよいのだろうか
命は終止符ではなく、持ち物である
君のポケットの中にあるビスケットみたいなものだ
それは粗末でないけれど、その全てではない
ただ甘くて懐かしく、哀愁に満ちたものだ
普通に無欲なら、普通に欲深いんだ
特別に作られた君の涙を僕は愛してる
それは否定を必要としない
僕たちの象徴だ
何かが終わったなら、どんな風に終わったか
僕に教えてくれないか?
君がそれを終わった後に話すのは
まるで宇宙の終わりの壁の向こう側を
アイスピックを持って掘ったら、
どうなるのかという会話を
僕と笑いながら話しているようなものだから
どうにもならないことが
この世界をどうにかしたことがあるの?
僕は本気で笑いながら君に言うよ
どうにかした事があるのなら
それは僕が笑って、君に話しかけたことくらいだから