詩人:♪羽音♪
あの日からもう
全てがどうでもよくなった
感情が有るはず ちゃんと有るはずなのに
心とリンクしないの まるで他人事 無感情
たくさん考えて、たくさん感じて
たくさん心を磨り減らして....
あれだけ耐えて頑張ってきたのに
辿り着いたのは 心が壊れた先の「無関心」
人のために自分の心を犠牲にするのも
今日でもう止めた
私の恩人 心を救いだしてくれた人
プライベートはプライベートと
きちんと分けてくれた
人とはベタベタしない
あの人の程よい「無関心」さが
私を救いだしてくれた
「無関心」なのは「冷たさ」と今まで思っていた
でも無関心さが 人を救うこともあるのだと....
自分の心を行動を大切にする
優しいのだけれど 人に対して「無関心」
でも、いざと言うときは 手を差し伸べてくれた
一匹狼の自由人・・・
「楽しそうな生き方だなぁ」
羨ましく思った
「確かに、他人に興味はない。興味ないけど、
人間は好きだよ。信じたいんだよな、人という存在をさ。
傷つけるのも、憎しみ合うのも人間だが、何かに感動したり、
美しいものを見て涙したり....そういう事が出来るのも人間だろ?
そんな人間の側面を俺は信じたい。だからと言って、深入りはしない。
干渉や相手のスペースに土足で踏み入るようなことはしない。
俺もされたくないし。」
恩人はそう言った
干渉・監視・束縛の中で今まで
プライベートも食い散らかされた
そんな私には恩人の言葉が心に染みた
この人は「無関心」で「冷たい」訳でなく、
程よい距離感を保てる人なんだ....
相手に依存しない人
「寂しい、寂しい」と今まで
人に依存ばかりの人生だった私は
心から尊敬したよ
これからは自分の為に生きる
これからは自分の心を大切にする
ちゃんと自分と他者との間に一線を引いて
「無関心」なのも悪いことじゃないって思えたから