詩人:甘味亭 真朱麻呂
遠い未来思い描くように夢みてるよ
少し大げさにして僕は道の途中で
立ち止まりながらふっと息を整えた
なにも分からない
なにも見えないよ
だから僕は迷い悩み苦しむのかもしれない
いつかたどり着くゴールは何処にあるのか
未来という小さな窓から斜めに光が差し込んで
暗闇の部屋にささやかな希望を届ける
砂漠のようなこの世界の広さに迷う
それでもいつか誰もがそれぞれの終わりに行き着くのさ
たとえどんな未来が来ても
それは未来には変わりないから
僕は受け入れるよすべてを
瞼閉じて
開いた僕の眼に映るそれが未来なんだ
心に映る
それこそがたどり着いたゴールなんだ
静かに静かに
未来へと歩いてゆく
新しい旅へと
ゆっくりゆっくり
踏み出してゆくんだ。