詩人:りずむ
金さえあればと言いたくもなる こんな地の果て世の果てで 復興復興と精をだし 税金払いに追われてる
憐れむ心はあるにはあるけれど 己の暮らしがきびしくて 愚痴を吐くのは天にむかって 金がすべにしたくない
鼻歌歌って汗かきながら 新聞見たって力になれね たまにチャリンと募金箱 小銭に気持ちを込めながら
落ちこぼれ者と言われてきたが ヤクザの道には縁がなく やっと見つけた人の道 辛さの中にも幸がある
幸があるから優しくなれる 金がなくても優しくなれる 人のためにも何かが出来る その事子供に伝えよう