詩人:どるとる
遠い昔もっと昔
とある天文学者がいたよ
そいつはとても星が好きだった
毎日星ばかり眺めてた
度のつよいメガネで見る世界は少しだけ違って見えるのかい?
あなたの心には星空が広がってるのかな
ロマンと夢とちょっとの憂うつを抱えて
はかりに乗せて
暮らす日々に幸せは降り注ぐものかな
ストップ温暖化
核廃絶運動
ゴミの分別にうるさい住宅地
僕の周りに広がってる狭すぎる世界
心の星空は見えない
大都会の煙り煙った空より汚い
そんな生活があるだけ
ベランダに出て
真夜中 星空を見上げても 心は真っ黒
白さはみじんもない
幼いころは満天の星空だったはずなのに
心の星空よ。