詩人:旅人モドキ(左利き)
いつまで綱の引っぱりあいを続ける気なのかこの手につかんでいる綱の役目はそれじゃないみんなで一緒につないだ思いの宿った綱を握っていまだ見果てぬ向こう岸へと足を踏み出していけるみぞれが降る日さえ力を惜しまずに綱を強く結ぶからこじれた仲だって切り離せない綱がって心でつい叫んだいたいけな身をも命綱で精いっぱい希望の方へ連れ戻そう