詩人:どるとる
街のあかりが遠く近くまたたきながら揺れている
今にも消えてしまいそうなかすかな声をもらす僕がここにいる
情けなくて
力も弱くて
頼りないけど
君が誰より好きなんだ
どうでもいい想いならば僕はこんなに君を求めないだろう
どうでもよくないから僕は君を求めるんだ
言葉ならいくらでも言えてしまうけど
君にこの想いを伝えるすべはただ愛し続けることだけだと思うから長い時間の中で少しずつ僕を信じてやってほしい
今日も 僕は君に 愛されている
そして 君を僕は 愛しているんだ
いつまでも いつまでも 変わらないんだ
つまらないくらい 飽きちゃうくらいずっとおなじ気持ちさ
何歳になっても 何年何十年経っても僕の心のよりどころは君だけだからね
めぐる明日も何ひとつ変わらずに僕は僕のままで君は君のままであいかわらず
互いに愛されて互いを愛しあっていこう
涙でにじんだ景色の向こうに見える明日はどんなことが待っているんだろう?
悲しいこと
楽しいこと
どれくらいあるかな
笑顔は 涙は
咲くかな 咲かないかな
君がいるだけで本気で僕は生きていることがなぜだかそれだけで誇りに思うほど
君の存在は僕という存在を認めてくれる証だから
ずっと僕のそばにいてください
そして僕は君を愛すためそばにいるから
どうか明日も明後日もどこまでも
単純に愛されて
単純に愛して
『好き』という気持ちをべつのものに変えないで複雑に織りなす
日々をふたりの力で編んでゆこう
ほつれを見つけたら直したりして
そしていつか歳をとって白髪頭になって
人生を振り返る時
やっぱりあなたと
やっぱり君と
いてよかった
そんな気持ちにたどり着けたらいいな
僕は未来にそんな
夢 重ねながら
幾度も繰り返す
日々を君と歩く
君は僕に
僕は君に
愛されて
そして
君は僕を
僕は君を
愛して
幸せな当然はつづく。