詩人:快感じゃがー
花もいつか枯れるのなら
愛でられる
そのときだけは
あなたにすこし
見てほしい
...美しいうちに。
ひとりさびしく眠る日も
そっと切なさ
濡れる日も
あなたはすこし
居てほしい
...上手に、できたでしょ?
かなしいなんて
いわないよ
痛みのなかのユーウツ
笑顔を見せて
空に投げて
「こんなに、そばに、いる」
あのとき残した
ザンガイに
かけた魔法
祈りも無意味じゃない
そう思える今日
キセキ。繋げた。
嘘もいつか溶けるのなら
愛でられる
そのときのために
わたしはすこし
大人になりたいの
...あなたが居ない朝。
かなしいけど
口笛の練習をするよ
切なさ
空に投げて
爪を噛んで、堪えた
...でも。
ちょっとだけ
今は泣かせてね
背中の翼
重くて
飛べない日もあるから