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詩人:沁漉
人はいつかは死ぬ…。少年は一言つぶやいた。 やがて灰になり砂になるだけ。 僕にとって生きる事とは何ですか?と問い掛けても誰も返事を返してくれはしない…。 これが僕の遺書ならいいのに…。お父さん?お母さん?どうして僕は生まれてきたの? 生きてて何か楽しい事ありますか? もし僕が死んでも、マスメディア達はすぐに僕達の苦しみを情報におきかえる 醜い奴らさ。 いつかは死ぬのなら今生きている意味などありますか? 時計の針見つめては止めたいと思う。今僕は終わり無き洪水に流されてしまいそうです。泣き叫んでも 誰も振り向いてくれない。 少年はつぶやいた。 このまま僕が死んでも誰か悲しんでくれますか?