詩人:36
久し振りに母校へ来た誰もいない夕暮れのグラウンドを眺めていたいったいどれだけの汗をいったいどれだけの涙をいったいどれだけの血をこのグラウンドは吸ってきたのだろうそしてどれだけの笑い声を聞いたのだろう卒業する時、うかれててやり忘れていたから今して帰ろう深く一礼してありがとう帰る背中にグラウンドから聞こえた気がしたこちらこそ ありがとう