詩人:雑魚
柔らかくぷっくりした口から吐かれる真っ白な煙風に揺られてふわりと私の顔にあたれば「煙に好かれてるね」そう言って無邪気に笑う君風に流されていく煙いつもと変わらない煙草の匂いそこからほんのりと香る君の匂い「そうだね」そういって私も無邪気に笑う