詩人:さらら
宇宙に雪降る
傘さしながら
旅するように散歩する人
ブラックホール手前
ベンチがあって
座り込み
星の海の哀しさ
吸い込むように
こころ ブラックホールへ
吸い込まれた
ベンチごと
ワープして何処かに着いて
青い潮騒の音色
宇宙に雪降る
君はベンチに座り
星の海の哀しみ詠む
そのまま こころ
ブラックホールへ吸い込まれ
青空 ゆっくり凪がれる
雲
大きな木の下の公園
悲しい過去など
君も僕も忘れよう
宇宙に雪降る
星の海詠み
こころ ブラックホールに
吸い込まれ
ワープしよう
毎日やって来る
“新しい時間へ