詩人:桃井 美結那
追い掛けた
ただひたすら光を求めて
追い掛けた
周りの目など気にせず独りぼっちで
追い掛けた
時には少し休みながら
でもなかなか手に入らナイ
追い掛ければ追い掛ける程あの光が遠い彼方にある様な気さえしてきた
‥届かない
努力すれば夢は叶う。そんなの嘘だよ
だって夢は叶わないから夢って言うのかも知れない、って心の隅で囁く小さな自分がいる
逃げたくなる事もある
他の道に行きたくなる事もある
でも夢は夢のまま夢見続けていた方が幸せだった、なんてそんな事を言う大人にはなりたくない
だから追い掛ける
いつかきっと君に逢える事を信じて‥