詩人:涼暮
赤い憂鬱と 白い嘘でウサギはできているわたしは本当に愛していた泣けない憂鬱と 甘い嘘のウサギは逃げたわたしは本当は愛せなかった森に溶け込んでざわめいた追悼はルビーの憂鬱と 砂糖味の嘘のウサギを永遠に追い掛ける逃げられない憂鬱とした雨は今日も森に降り注ぐ(わたしは本当は?)