詩人:山鳩
風に流されて行く雲風に吹かれるままに西から東へ追い立てられているように主体性のなく漂うように見える雲でも雲は自然の摂理を受け入れ雲は流されたくて流されている道端ですれ違う野良犬野良犬は餌を捜し求め歩き回る野良犬は野良犬で在りたいだから不要な行動をとる事もないあの雲も然り この野良犬も然り皆それぞれの意思がありそうなり得ているそれが必然なのだろう雲は雲であるように野良犬は野良犬であるように私は私でなければならない