詩人:ゆにこ
原色にひかるあの空を背景にして飛ぶ鳥が重いリアルをひたすら背負いか細い声で痛そうに鳴いて瞬きのあいだの一瞬に既に眼前から消え去って次の瞬間にはもうなんでもなかったようにあの遠い遠い場所で舞っていた