詩人:望月 ゆき
自然に消えていく恋は悲しすぎるから イヤだなんて笑ってたそれは なにもかもがうまくいっていた頃のぼくでそんなことはウソだった誰だって別れのことばなんて欲しくない少しずつ離れて少しずつ遠ざかるはっきりしないのはぼくたちの悪いクセなにもかも フェードアウトしてしまえふたり結んだ絆 ひとり流した涙そしてきみの「さよなら」も「さよなら」のひとことも聞き取れないうちにそっと フェードアウトしてしまえ